感想/映画・ドラマ

SASUKEに脳を焼かれ始めてしまった

あけましておめでとうございます。 早速ながら、今年やりたいことは「SASUKEをリアルタイムで見る」こと。 SASUKE熱が年々高まっている SASUKEは小学生の頃に見ており、だいぶブランクが空いていた。 それからもたまには見ていたかもしれないが、やってたら…

「トップガン マーヴェリック」が面白かった

「トップガン マーヴェリック」が良かったのは、中途半端にこの作品から見ても面白いというのを狙わずに、「トップガン」を見ていることを当たり前にして「トップガン」ファンに向けた作品を作ったことがうまくいったんじゃないかと思う。

映画「JOKER」とワイドショー

昨年話題になったJOKERを見た。 言わずもがなという感じであるが、バットマンの宿敵ジョーカーがどう生まれたのか、という話について「一説」をとなえる?作品である。 www.youtube.com アメコミの「ユニバース」文化 JOKERがあぶり出すもの(ここからネタバ…

戦列歩兵・クラウゼヴィッツ・超限戦

「バリー・リンドン」という映画を見た。 バリーリンドン(字幕版)発売日: 2015/03/15メディア: Prime Video ちなみに、同じ監督の「アイズ・ワイド・シャット」を見たときの記事はこちら。 www.k5trismegistus.me 作品について この「バリー・リンドン」は、…

「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」

新年はじめの投稿ということで、新年すぐに見てきた「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」を見てきた。 総括すると、物語としては相変わらず破綻していたけど、見ている間おもしろかった。 www.k5trismegistus.me ↑ 「最後のジェダイ」…

レディ・プレイヤー・ワン再見

レディ・プレイヤー・ワンを機会があって再び見た。 ロードショーをやっているときに見に行っているので、感想を書くのは二度目になる。 レディ・プレイヤー1(吹替版)発売日: 2018/06/27メディア: Prime Videoこの商品を含むブログを見る 最初に見たときの感…

レディ・プレイヤー1とメタバースの夢

話題のレディ・プレイヤー1みてきました。ちなみにスクリーンはIMAX 3Dだったんですけれども、いうほど違うかな?という感じ。まぁこれは余談ですね。 あと、核心的なネタバレはしていないつもりですが、あんまりそういうデリカシーはないほうなので知りた…

ダース・ベイダーになりたいカイロ・レンとスター・ウォーズになりたいスター・ウォーズ

今更ながら、『スター・ウォーズエピソード8 最後のジェダイ』を見てきた。 あまり周りの評判が良くなかったしEP7が面白くなかったので今作もどうかなーと思っていたけれども、面白い映画だった。何様だよという感じだが、見直したぜって感じ。まだ見てない…

映画『ナラタージュ』

映画『ナラタージュ』を見てきました。 www.narratage.com 現代日本の文化に疎い自分はまっっったく知らなかったんだけど、原作はすごい有名らしい。 映画の内容自体は基本的にノーコメントにさせていただきたいんだけど、ひとつだけ。 物語上の意味とかとは…

この世界の片隅に

各所で、特にtwitterで斎藤環さんによって絶賛されているので気になってしょうがなかった。というわけで生まれてはじめて一人で映画館デビューしてきた。空襲のシーンなども後半出てくるが、最初の方は食料がない中雑草を工夫して料理する様子や着物を仕立て…

夢は眠りを守るためにある [映画] 君の名は。

気がついたら見ていました。はい。 手短に感想を言うと「見ている間は楽しめたわけだけれども、手放しに褒められるかというかというとそうではない。」という娯楽映画を見た後90%くらいの確率で言ってそうな感想。これだけヒットしてネット上にも記事が溢れ…

7月4日に生まれて

最近『トップガン』、『アイズ・ワイド・シャット』ときてこれ。トム・クルーズをよく観る気がする。余談だけど、僕が物心ついて「トム・クルーズ」という俳優が世の中にいるということを認識したのが『ミッション・インポッシブル』一作目公開と同時だった…

「『アイズ・ワイド・シャット』を観るラカン」を読む僕

最近、映画の感想文しか書いてない気がするけど気にせず。 みた映画は表題の通り「アイズ・ワイド・シャット」。 ちなみに、役名で書いてもわかりづらいので、トム・クルーズ演じる登場人物を<トム・クルーズ>みたいにかく。 アイズ ワイド シャット (字幕版…

ディア・ハンター

ベトナム戦争を題材にした映画はなるべく見ていこうという方針なので、名作と名高い『ディア・ハンター』をみた。つい先日監督が亡くなったことでもニュースになりましたね。 この映画は戦闘シーンをほとんど描かず、戦争に行く前の幸福な暮らしと戦争から帰…

ファイト・クラブ

実際に見たのは少し前になるのだが、この映画は面白かった。 存在自体は知っていたけど、あらすじは知らなかった。なので「ガチンコ ファイト・クラブ」を想像していたわけだが、全然違いましたね。見ようと思ったきっかけは、消費社会論に関する何かを読ん…

映画『ハーツ・アンド・マインズ』

自分はベトナム戦争をテーマにした作品をしばしば鑑賞する。映画もそうだし、「バトルフィールド ベトナム」とか「コールオブデューティー ブラックオプス」などゲームもそうだ。ゲームに「鑑賞する」という言葉を使うべきなのかと疑問に思うかもしれないが…

ズートピアの社会契約論

話題の『ズートピア』をみてきましたよ。 灰色のウサギってだけだろと言われそうだけどバックス・バニーに似てない? いろいろなところで評判になっているように、こりゃ確かにすごいぞ。子供向けの教育アニメって「友達はだいじ」とか「弱い者いじめはよく…

今更ゼロ・ダーク・サーティ

2011年5月にビン・ラーディンが殺害されてから「ビン・ラーディン殺害モノ」映画が流行った。はずだと思って調べてみたけど、「ネイビー・シールズ チーム6」とこの「ゼロ・ダーク・サーティ」しか見つからなかった…。※ ネイビー・シールズ チーム6は2012年1…

ブラックホーク・ダウンとプラトーンを見た感想

ブラックホーク・ダウンとプラトーンを見終わったけど、期待していたほどではなかった感。特にブラックホーク・ダウンはほんとにコールオブデューティーだった。(CoD4:MWとの類似性はいろいろなところで指摘されてますね)アメリカ兵側はキャラ付けされて感…

最近Huluとかあるけど

見たい映画が全然見当たらなかった。プラトーンという映画が突然見たくなったのでVODで見られるところを探したんだけど、Huluにはなかったし、今話題のNETFLIXは会員にならないと検索すらできなさそうだしGoogle PlayとかPPV系のは期間限定視聴なのに500円と…

東は西武で西東武

写真の歩みをさらにたどってほしい。そこで諸君は何をみるか?そう、写真はますますニュアンスをまし、ますますモダーンになる。その結果、それを美化することなしには、もはやどんなドヤ街も、どんなゴミ溜めも写真化しえない。ましてや、ダムやケーブル工…

アウトスタッフ

アウトレイジ無印ビヨンド続けて観たんだけれども、いくつか疑問点が。 疑問1 石原の初期位置 ヤクザのキャリアパスについて知っているわけでもないんだけど、水野みたいなチンピラ系ヤクザは想像しやすい。中学高校あたりで不良集団や暴走族と交流するよう…

『ルートヴィヒ』

http://www.ludwig-movie.com/この人の伝記映画。 ヘリオガバルスしかりヨーロッパの頭のおかしい君主というのは人の心を引きつけるのだろうか。 中国の頭のおかしい王といえば夏の桀王、殷の紂王であるがこいつらは暴虐非道で同情の余地なしみたいな描写を…

小並感

WOWOWでようやく「不思議の国のアリス」を録画することができた。今年の3月初め頃、2月のチャンネルガイドを見ながら録画予定の番組をリストアップしていたのが懐かしい。諸事情あって「どの」やつかを画像で見せることはできないんだけれども、多分みなさん…

夢は第二の人生

僕はアナと雪の女王は三回見た(いずれも飛行機内のちっちゃい画面で)んだけれども、今更タイトルの重要性に気がついた。(記憶には残ってないけど僕が昔ビデオテープが擦り切れるまで見ていたという)『シンデレラ』をはじめ、ディズニーの物語はディズニ…

オテサーネク 妄想の子供

WOWOWで最近プッシュされているヤン・シュヴァンクマイエルの長編作品。番組表からあらすじを引用すると… なかなか子宝に恵まれず、寂しい思いをしていたホラーク夫妻。ある日ホラークが、偶然地面から掘り出した、どこか人間の形によく似た木の切り株を夫人…

ああ無情

♪きれいでしょ ひらひらと いい女でしょ… のほうではなく、2012年の映画のほうのレ・ミゼラブルを見た。WOWOWに入っているのでなんとか元をとってやろうと頑張っているのです。原作を読んだことがないんだけど、Wikipediaによればずいぶん長い話らしい。それ…

シュヴァンクマイエルの「サヴァイヴィング・ライフ」

先月、Wowowでシュヴァンクマイエルの作品をいくつか放送していた。 アリス 名前だけは知ってたけど見たこと無いなぁってことで、はじめに『アリス』、次に『サヴァイヴィング・ライフ 夢は第二の人生』をみた。 サヴァイヴィング・ライフ夢と現実の区別がだ…

塚原卜伝

NHKで最近「塚原卜伝」という時代劇をやっていたのをご存知だろうか。「薄桜鬼」もとい「薄桜記」など、BSで放送した時代劇を再放送する枠が木曜にあり、そこで今週木曜までやっていた。自分も見始めたのは第3回とかで、途中見逃した回もあるので結局半分く…

未来世紀ブラジル

このブログのタイトルの元ネタは、「未来世紀ブラジル」という映画である。この作品は、いわゆるディストピアものの一種とされているもので、有名なジョージ・オーウェルの1984年と結構話も似ている。(両方共恋愛が端緒となって体制に従順ではいられなくな…