ジャカルタに行かなくちゃ(義務)

そろそろうちもMVNOに乗り換えようか…というわけで家族で家電量販店の携帯売り場を見に行ったんだけど、まだしぶとくBlackberryって残ってるんですね。

今のBBはAndroid用アプリケーションが動くらしい


  

このBlackberry Classicを見てから前面QWERTY携帯が欲しい病が発症してしまった。
とりあえず手持ちのE71※を充電してみたりしたんだけど、もうSymbianってMail for ExchangeもないしGMailアプリも配布終了しちゃったし、なにより+Jがもう手にはいらないので日本語入力ができない。(SIS持ってる人、いたらわけてください…ライセンスは持ってますんで…)

Android2.2、2.3の時代まではサムスンのGalaxy Y ProとかモトローラのMotorola Pro、HTC Chachaとか全面QWERTY端末があったらしいが、今はほぼ絶滅してしまった…。(つい先日NEC Terrainっていうのが話題になったけどね)

、と思っていたら、なんとインドネシアには未だにQWERTY端末を新規開発しているメーカーがあるらしい。(NOKIA好きならご存知、山根博士の記事: QWERTYキー端末の天国・ジャカルタで謎スマホ“水戸”を買う

実際調べてみると、インドネシアのサイトに「2016年おすすめQWERTY Android端末(雰囲気訳)」というページを発見。このページには載っているCyrus Chatという機種にはすでにCyrus Chat 2という後継機種も出ている。

ナビゲーションキーがあればなおよかったんだけど

Cyrus Chat 2は液晶画面こそQVGA(320x240)しょぼいもののCPUはデュアルコアのCortex A9、RAMも1GBとそこそこ。Galaxy YとかになるとシングルコアのARM11にRAM 256MBというレベルだからそれに比べると圧倒的なスペックだ。
そしてなによりOSのバージョンがAndroid 4.2。決して最新ではないがまだまだ現役なので、まだ2,3年はアプリデベロッパーにもサポートされるはず。

どうしてインドネシアではこんなにQWERTY端末が売られているかというと、インドネシアではもともとBlackberryが人気だったためQWERTY端末に慣れ親しんでいる人が多いんだとか。なのでAndroidの時代になってもQWERTY端末が新規開発されている。
だけども本当にインドネシア限定のムーブメントみたいで、国外で売ってもいないしGSMArenaのような情報サイトにも登録されてない。欲しいならインドネシアまで行かないといけないようだ。

日本のフィーチャーフォンは独自の進化をとげた「ガラケー」なんて自称しているけど、本当のガラパゴスってこういうことなんじゃないだろうか。ジャパニーズフィーチャーフォンって中学の三年間しか使ってなかったのでそんなに知らないんだけど、「独自の進化」すらしていない化石みたいなもんだと思う。


※興味ない人にはどうでもいい昔話…
もう覚えている人もいないかもしれないけど、ソフトバンクのパケット通信アクセスポイントってフィーチャーフォン用のWAP、スマートフォン用のOpensoftbank、SIMフリー端末用のAccessInternetの三種類があった。パケット定額サービスはWAPとOpensoftbankに存在しており、たしかWAPの定額が4500円くらい、Openの定額が5600円くらい?
当然この2つのアクセスポイントのパスワードは公開されていなかったんだけどNOKIA携帯使ってる人たちはみんなクラックされたパスワードでOpenにつないでいた。
その後ソフトバンクからiPhoneが発売されると同時にiPhone契約専用の黒いSIMカードじゃないとアクセス出来ないOpensoftbank相当のpanda.world(だったっけ?)というアクセスポイントができた。これをE71で使いたくてiPhone4に機種変更した記憶がある。
懐かしいなぁ。