ソフトなカナルなカスタムIEM

(2014/5/1追記:新しい方法を検討中・・・ソフトなカナルなカスタムIEM その2)
ついにようやく、自作カスタムIEMのお話。
以前からカスタムIEMづくりはやってきたけれども、そこまで面白みのあるものでもなかった。今回ようやく取り上げてみようかなと思えるものができました。
カスタムIEMってなんじゃ、という方はこちらを参照。(eイヤホンのページ
そして、それを自作するってどうやるんじゃ、という方は夏コミに来てね

カスタムIEMというのはたいてい硬い樹脂を使ってシェルを成形するものではあるけど、一部柔らかい素材を使ったものが存在する。
例えばセンサフォニクスのシリコン製IEMは筐体全体がシリコンゴムで出来ている。(これは実物を触ったことがある)また、実際に見たことはないけれどもWestoneのカスタムIEMはflex canalというオプションがあって、カナル部(耳の中に入っていく部分)を体温くらいの温度でやわらかくなる樹脂で作ることができる。
センサフォニクスさんのサイトから
そういうものにチャレンジしてみようと思った次第。
個人で用意に手に入る素材、つまり店売りしている素材で使えるものは2つ。ソフトタイプのUVレジンと、シェルのメス型を作るのにも使う 透明シリコンだ。(他にアイディアがある、という人は是非教えて下さい)エポキシ系樹脂をわざと硬化不良にするという手もあるけど、運の要素が入ってくる。
今回は今まで通りの型を使って作ることのできるソフトタイプUVレジンを使った。透明シリコンを使おうとすれば、メス型をレジンで起こすというたいへん面倒な作業が必要になってしまう。

ソフトタイプUVレジンにもいろいろあるけど、今回はユザワヤで売ってたデコレジーナ ソフトタイプを使用。(https://hands.net/goods/4562349991501でも買える)
ソフトタイプを使うのはカナル部だけで、そのほかはUVクリスタル55というのを使った。
表面のコーティングは、、、秘密。でも、普通のUVレジンでもいけるはず。(シンナーで薄めれば塗りやすくなるはず)

作り方の流れとしては、
1.型のカナル部だけにソフトタイプレジンを流し込んで固める

取り出すのが大変だから型を壊さないよう注意
2.取り出して音導管を通す穴をあける
柔らかいので加工は大変。
もし裂けちゃったらそこに同じタイプのレジンを流し込んで固めればおk。
 3.チューブを通してドライバ等をとりつけ
チューブを通す前にレジンを流し込む
チューブを通してから硬化させる
そうすると結構綺麗になる
4.できたものを再び型の中に戻してコネクタの来る位置よりすこし下くらいまでハードタイプレジンを流し込んで固める。(画像なし)

5.コネクタを固定し、UVレジンで固める。(画像なし)

6.フェイスプレートをつけて完成!
この後で垂れた樹脂を削り取ったりフェイスプレートを形に合わせて削ったりはもちろん必要
これで完成!
 という感じ。自作をやっている人なら想像つくかもしれないけど、このやり方では中空のシェルにはできないのでベント付きのドライバーやDドライバーを入れるのは難しい。 (そもそも自作をしていない人は何がなんだかわからないだろうけど、、、。)
今回はちょっと前に話題になったTWFKホンの中身をそのまま使った。ケーブルはTWFKホンのケーブルを切ってMMCX化したもの。僕はあんまり音質とか気にしないし違いもわからないので、いつも中身に関しては適当なのです。
(当然プレイヤーもちょっと前まではiPhone直挿し、今はGALAXY直挿し。)

そして、肝心のフィット感のほうはというと…
残念ながら自分の耳型じゃないのでわかりません。

(続き→ソフトなカナルなカスタムIEM その2.1