三代目がやってきた(予告編)

7.9インチWindowsタブレットのX89。これをノートパソコンとして活用することができたら、軽くて持ち運びもしやすいのにデスクトップOSが動く夢のウルトラモバイルPCになる。それは人類の悲願と言っても過言ではないだろう。
そんなわけで、東京都荒川区某所のとあるサティアンでは数々の試作品が生み出されてきた。

初代は秋葉原でも売られている、iPad mini用のヒンジ付きキーボード。

コンセプトはいいけどキーボードとしては最低レベルだよね


X89はiPad miniとサイズがほぼ一緒なので、X89をこれにはめると見た目的にはほぼ完璧にノートPCになる。
これはぶっちゃけ売ってるものをそのまま使っただけなんだけど、ヒンジの改造、重量バランスの変更、キーの沈み込み対策といった改造をほどこした。

ただ、これはキータッチがかなりひどい。見た目はパンタグラフキーボードっぽいんだけどパンタグラフが入っていないのでキーの端の方を押すと斜めにキーが沈んでしまってまともに入力できなかったり。全部プラスチックなんだけど剛性が低すぎてキー入力のたびに筐体が歪んでキーが沈み込むという体たらく。キーボード基板の下にスペーサーを入れるとすこし改善するけど。
そしてなにより、もとがiPad mini用なのでキーボードしかついてなくてマウス操作ができない。これはWindows PCの操作をするには致命的だ。

どうしてもポインティングデバイスが欲しい、というニーズに答えて導入されたのが二代目。
Aliexpressでこれが7インチサイズだったら最高、というトラックパッドつきBTキーボードだったが、肝心のサイズが書いていなかった。これは賭けだと思って買ったら見事に10インチタブレットサイズだったという残念なものだったが、これに初代のヒンジ部分だけを移植して作られたのが二代目である。

そのときの記事はこれ

導入した時はいろいろツッコミどころはあるけどトラックパッドつきだしええか~と思っていたら、これが初代よりもひどい。
キーボードは一応パンタグラフ入りなのか初代よりはマシ。しかし接続の安定性があまりにもひどく、5分使ったら操作ができなくなる。肝心のトラックパッドもゴミみたいな出来で、とても使えるものではなかった。(タップだけマルチタッチ対応という意味不仕様で2フィンガースクロールができない。)

とまぁ残念ながらこれまでは芳しい成果が出ていないというのは認めざるをえない。
しかし、ようやくこの状況を打破できる可能性が出てきた。

最近は暇さえあればAliExpressをウィンドウショッピングするほどAliExpressを見てるんだけど、ついにこの問題を最終解決してくれそうなものを発見した。それがご存知KKMOONのタブレット用キーボード。

調べたらAmazonでも売ってましたね

そう、この三代目は初代二代目と違ってメーカー名がわかっているのである!ろくに読み込まれないけどホームページだってある。これだけで製品に対する信頼度は否が応でも高まる。

キー配列はちょっと特殊だけど、キータッチは過去最高。
10段階評価で4くらい

サイズは横幅がぴったり、縦幅はX89より短い。かなりキチキチにキーがつめ込まれているので、二代目の時のように穴を開ければヒンジがつくというわけにはいかない。ちょっと工作が必要になる。

説明書もちゃんとついている

説明書を見ればわかるように、トラックパッドはマルチタッチ対応。しかも今流行のキー一体型タイプで、クリック感もなかなかよいああ、なんて至れり尽くせり…。
一日テスト使用してみた感じ、接続の安定性も良好、間違いなく過去2つとは別格のクオリティだ。


これに初代、二代目と引き継がれてきたヒンジを取り付けることができれば、ついに夢のウルトラモバイルPCが爆誕することになるだろう。

続報を待て