古いPCを復活させる系のあれ

うちには3台使わないノートパソコン(?)がある。

昔家族共用PCだったDELL XPS m1210、研究室で廃棄予定だったのを気の迷いで連れてきてしまったThinkpad X60s、秋葉原の中古屋で見た目に惹かれてつい購入してしまった富士通 Stylistic TB15の3台。みっつめはノートパソコンとはかけ離れた見た目だけれども…。


X60sだけCore duoだけど残り2台はCore2duo世代だし、3台ともメモリはGB単位で積んでるしで使おうと思えばなんとか使えるのがもったいないポイント。
これが486DX+8MBメモリとかなら迷わず窓から投げ捨てられるんだけれども。

XPS m1210


  

古いPCを復活させよう系の記事はたくさんあるけれども、大体軽量Linuxディストリビューションを入れるだけである。Coreシリーズ以降でメモリ1GBもあればそこまで軽量ディストリビューションを選ばなくてもよく、愛用のLinux Mintを普通に使うことができる。(cinnamonって使いやすいですよね。)
WEBブラウザでyoutube再生くらいなら余裕だし(HD動画はどうかな)普段PCでやっていることの半分はこいつらでもできる気がする。

X60s


でも、使うかと言われたらなかなか使いどころがない。

使わなくなったパソコンを有効活用!系の記事で紹介されている使い道はだいたいこんな感じ。

1. ファイル/メディアサーバー
2. メディア再生専用
3. ネット専用(閲覧専用という意味だと思う)

まず、1についてだけど、古いPCをサーバーにしたところでそのコンテンツをクライアントとして読みに行くのは新しいPCが多いと思う。そうなると、いちいち他のPCをサーバー化してネットワーク越しに読みに行くとか無駄じゃないの?
タブレットやスマートフォンからでも参照できるようにしたい、ということであっても新しいPCにサーバー用アプリケーションを入れたほうがいい。どうせ家庭内サーバーなんてSMBでファイル共有かDLNAでメディア配信ぐらいしかやらんでしょう。
新しいPCのほうがネットワークインターフェースも新しいし。

Stylistic tb15


2は今やスマートフォンで完全に代替できてしまう。代替というよりもむしろスマートフォンのほうが得意としている感がある。
3も同じで、もうWEB閲覧程度ならわざわざ起動時間のかかるPCを引っ張りだすメリットはどこにもない。家の中でいつでも激しいレスバトルがしたいというなら別だけれども。

古いPCを再生させるのはセットアップだけに時間をとられて結局使わない、時間を無駄にするだけ。時間だけならまだしも、セットアップ中ついSSDやら「ちょい足し」したくなってお金も無駄にすることが多い。自分の場合もなんとなく日本語配列なのが気になってしょうがなくなり、m1210とX60s用のUSキーボードを買ってしまった。(合わせて5000円強)

例えて言うならFF4ゼロムス戦におけるリディアみたいな。