東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻

タイトルの院を受験した。

といっても、内部生なので「ちょっと規模のでかい期末試験」くらいの感覚で、準備もそんなにしてなかったのだけれども。

まぁ、そんなに受ける人が多いわけではないと思うが、もし将来受けようとする人がいるなら参考になるかと思い・・・。(まだ自分が合格したかどうかもわからないがw)
技術経営学専攻、原子力国際専攻も試験は共通なので、何か役に立つ情報があるかもしれない。(あるとは言っていない)

受験しようと思っているなら知っているだろうが、科目は3科目あり、面接が別にある。

・英語

英語はTOEFL ITP、ただしiBTのスコアを提出すれば免除になる。お金がかかるし、ITPでいいと思う。
TOEFL ITPはiBTとは全然違うので、iBT用の教材で勉強するのはおすすめできない。(自分はそうして失敗した感)
リスニングは傾向が全然違って、iBTの長い話を延々聞き続ける問題に慣れているとITPの短い対話文リスニングがキツイ。もちろん、英語力自体の底上げにiBT教材を使うのはオススメだが、試験前に「試験対策」として勉強するのならITP用教材を使うべきだろう。
また、文法問題も慣れていないと結構大変。直前に問題集一冊こなせば感覚がわかるので、適当に一冊やっておくこと。
リーディングは簡単なので何も対策しなくてもいいだろう。

・数学

20問問題がでて、そのうち15問に解答する。2時間30分なので、一問あたり10分が目安と考えてしまうが、すぐ解けるものと時間がかかるものが混じっているのであまり時間配分に気を配る必要はないだろう。それよりもどれだけ簡単な問題を見極めてとっとと終わらせるかが勝負。
クイズ的な問題と大学的な数学の問題が混ざって出てくる。クイズ的なのは過去問をやってもそれほど意味が無いような気がするので、頭を柔らかくする程度の意気込みでやっておく。
必ずと言っていいほど微分方程式の問題がいくつかあるので、クイズ系が苦手な人は微分方程式の基礎的な解法をやっておくのがいいだろう。
大学入試と違って、かなりフリーダムな出題なので「これをやっとけば安心!」という教材は存在しない。とにかく過去問をやって、非クイズ系問題にわからないのがあったら数学書で復習。これでいいだろう。

・小論文

これは正直あまり対策しようがないような。Z会の小論文でもうけてみればいいのかもw?
解答欄を間違えてしまうと書き直しに膨大な時間がかかるのでそこには注意。

・面接

一応みんなスーツとか着ていくみたい。

以上。