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眼球譚 (ブルーライト対策

PC等/一般
ウルトラブック、スマートフォンタブレット

このような種類の製品が可能になった理由の一つに、LEDバックライトがある。
かつては液晶画面のバックライトといえば冷陰極管だったのだが、それが省電力省スペースのLEDバックライトになることで薄くて電気食わない液晶画面が生まれたのだ。

そのおかげで薄型かつ大画面、そしてバッテリーもそこそこ持つという便利なデジタルガジェットが可能になった。
その一方で、LEDバックライトには大きな問題がある。最近騒がれているブルーライト問題である。

昔から液晶画面のついたものはいっぱいあったのにどうして最近急にブルーライトが騒がれるようになったか。それは冷陰極管よりLEDのほうが多くブルーライトを出しているからである。
細かい話は適当に見てみればいいと思うが、とりあえずLEDのほうがブルーライトをたくさん出している。

ブルーライトにはさまざまな効果があるのだが、一番わかりやすいのが不眠だ。
青みがかかった白光は眠気を覚ましてしまうので、夜に見ると睡眠の妨げとなる。
青みの強い、つまり色温度(注1)の高い蛍光灯は「子供部屋・オフィス向け」、赤みがかった色温度の低い蛍光灯は「リビング向け」などとして売られているが、これは色温度が高いほうがシャッキリポン状態になって勉強・デスクワークがはかどる、色温度が低いとリラックスできてくつろげるという意味である。
(でも、勉強は親の目が届くリビングでやったほうがよかったりする…)

他にも、眼自体にもダメージを与えやすいなど、いろいろ困った存在なのだ。

しかし、青みの強い画面のほうがくっきりしていてぱっと見キレイという理由もあり最近のPCやスマートフォンは割りと色温度が高い。下手に下げようものなら「尿液晶」なんて言われてしまう。
特に日本ではもともと高い色温度が好まれる傾向があるのか、テレビにいたっては9300Kが基準になっているとか。肌を色白に見せたいからだろうか。

そんなわけで身の回りにブルーライトが飛び交っている今日このごろであるが、やはり目に良くないのならば避けたいものである。
そんなわけで、できる対策をメモ。

・身体

ブルーライトカット眼鏡を着用。自分が使っているのは黄色いタイプではなく透明タイプなので効果は弱めだが、ないよりはマシだと思う。

・PC(Win、MacLinux

ブルーライトとは関係ないが、グレア液晶はなるべく避けたい。家のある一点に固定して、ライティングも調整できるという場合はいいけど、使う環境が固定できないならハーフグレアやノングレアを選ぶべき。
グレア液晶も色温度の高い画面と同じく「ぱっと見キレイだが目に悪い」。
ノートPCの場合、軽さや性能などの条件でどうしてもグレアしかないということもあるが、そういう時は映り込み防止フィルムを貼ればよい。少々高いがブルーライトを軽減するタイプもある。
そして、液晶の明るさは必要最低限に。(下げ過ぎると見にくくなるから逆効果!)

そしてここからが本題なのだがf.luxというソフトを使う。(細かい使い方は調べてね)
このソフトはディスプレイの色温度を時間帯に応じて変えてくれるソフトである。現在地の緯度と経度から勝手に日の出・日没時間を求めてくれ、昼と夜二通りの色温度設定を切り替えてくれるのだ。
自分は昼:4500K、夜:3400Kというかなり低い色温度に設定しているのだが、標準(6500K)に戻すと「うおっまぶしっ」と思う。ということは、かなり標準設定に比べて負担軽減できているのだろう。

WindowsMacに加えてLinuxでもつかえるので、さまざまなOSを併用している人でも同じように使えるというのがいい。(OS/2とか使ってるなら別だが)

iOS

脱獄していないと使えないが、iOS版f.luxもある。機能もPC版とほぼ同等。
PCと同じ設定にしておけば、同じ写真を表示したら同じような見た目になるのでいいと思う。
ブルーライトカットフィルムは、貼りたいが高い…。

Android

残念ながら、Androidにはf.luxはなく、またf.luxに匹敵するものもない。かわりにTwilightというのを使っているが、どうもイマイチ。
これはディスプレイの色温度を決め打ちで設定できるものではなく、「赤いフィルターを時間帯に応じて透明度を変えてかけるアプリ」なので、色の設定が非常に難しい。Androidの仕様の問題なのか、playストアで類似アプリのスクショを見た限りこれと同じような仕組みを使っているようだ。
ただ、画面の明るさを標準で可能な暗さよりもさらに暗くできる機能があるのは便利。「設定」から画面の明るさを調節すると、一番暗い設定なのにすごく明るいので…。

注1
色温度、こまかい理屈は抜きに言えば、「白」の基準である。
色温度が高い、というのは青めの白を「白」とすること、色温度が低いというのは赤っぽい白を「白」にすることである。