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社会は厳しいものでなくてはならない 上

雑記/思考の軌跡
一日中家に引きこもって漫画の世界に浸ってたりオンラインゲームにのめりこんだり、<現実>の社会生活を「正常」に営んでいなかったり、一応まともにはたらいてはいるもののホストやアイドルにはまって収入をほとんどそこに注ぎ込んだりしている人たちに対して我々は往々にして「彼らは現実逃避をしている」という否定的な評価を下しがちである。

リシャールの瓶だけって中古で売ってないかな、と思う




一方で、<真面目に>働いて得た収入をきちんと貯金して、趣味もないわけではないけれども使う額もそこそこという人に対しては「地に足の着いた」(この場合、「地」=「現実」である)といった好意的な評価を下しがちだ。

わかりやすいのでゲームでいうと、FFXXIVの世界は確かに現実界に対してヴァーチャルの世界といえるのは間違いないんだけれども、そこで構築されている社会的ネットワークが現実ではないというふうには言えないんじゃないだろうか。(FF14ではあまり聞かないけれども、FF11のころは「ヴァナ婚」とかよく聞いた。)
(大半の人は)たしかに<現実>での労働によって得られる金銭がなければ生命を維持するための食料等を買うことはできず、生存することができないという事実はある。
でも、それが<現実>世界と<仮想>世界の違いといえるのだろうか。最近は「プロゲーマー」もいるわけだし。

いっとき「やりがい詐欺」みたいな言葉をよく聞く時期があったけれども…
こういうのはなんというのだろうか。
ちなみに、聞いた話では声優学校を出てもほとんど声優にはなれないが
最近の声優はほぼ声優学校を出ていないと成れないらしい。

ついに新しい(といってもすでに組んでから半年以上たっているが)PCにもSteamを入れてしまい、再びCoD4:MWをやってしまった。
もちろんゲームなので撃たれた痛みも感じないし、ジャクソン君は途中で死んでしまうけれども、ソープは決して死なない。(ソープが死ぬと世界のほうが消えるのだ。)
ただ、”Death from above"は例外だ。(やったことのない人のために簡単に説明すると、このミッションではプレイヤーはAC-130のガンナーとなって地上の敵を一方的に撃ちまくるもの。全ステージ中唯一、一切の反撃をうけず敗北条件は味方や攻撃してはいけない目標を攻撃することだけ。)

FPS業界ではかなり衝撃だったのか、他のゲームでもパクられている。
このマップのみならず、CoD4:MW以降のシングルプレイFPS
CoD4:MWのリフレインにすぎないのかもしれない
 
このミッションに関してはもはやゲームと現実の区別はほとんどないと感じるのである。
もちろん105mm榴弾砲なんか撃ったら機体の揺れくはいは感じるだろうけど、実際のAC-130射撃手とパソコンの前でマウスを握る自分、両者の知覚できる現象には差はほとんどないような気がする。AC-130ではなくて無人攻撃機パイロットになればほとんどどころか全くない、と言っても過言ではないだろう。

無人機、特に攻撃能力をもつ大型機はどことなく深海魚を思い出させる。
よく車ではライトの形状を「釣り目」とか「丸目」というけれども
飛行機の場合はキャノピー=目という対応関係があるのだろうか。
 
敵は解像度の低いディスプレイ越しにしか見えないし、ボタンひとつで吹き飛ばすことが出来る。それでもなお自分がただゲームのキャラクターを殺しているだけで実際に人を殺しているわけではないと我々は確信しているが、その確信は自分がゲームを購入した記憶があること、一方でアメリカ軍に就職した記憶がないことなどの周辺情報によって得られるものでしかない。

(続く)