見つけたライオンボード塗装法

形ができてきたので今度は塗装の方を試行錯誤してみて、とりあえずこれがベストなのでは?という塗装法を確立した。そのことについて。

そのまえに一つ発見。なんとライオンボードはリューターで削ることができるのである。
こういう柔らかい物はうまく削れないという先入観を持っていたのですごく意外だったのだけれども普通に削れる。

柄の部分のこういうカーブを再現するのは諦めていたのだが、リューターを使って削ることで再現することができた。

それでは本題の塗装について述べる。
まずは下地をつけるのだが、よく使われているジェッソではなく、スーパーヘビージェッソを用いる。こちらを使うメリットは以前述べたので、何故こっちを使うかは省略して塗り方から入る。
スーパーヘビージェッソは粘度が高く、刷毛塗りすると毛の筋がのこってしまう。これはあとでヤスリがけをすればいいのだが、細かいところは面倒なので刷毛を使わず指に直接スーパーヘビージェッソをとって指でぬるというのがおすすめである。
「ゴッドハンド輝」でもスクレーパーをつかわず指で腫瘍を剥がす方法が登場していた…ような気もするが、指で塗るメリットは細かい力加減の調節ができて厚くしたい所を厚く、薄塗するところは薄くという調節ができることである。それに筋も出ない。

そうしたら、下地をつけた表面を紙ヤスリでなめらかにする。何番から始めてもいいが800くらいまでかければ完璧だと思われる。300番くらいでも十分な気もする。

そうしたらラッカースプレーで塗装する。
マンション住まいでもベランダに新聞をひいてそのうえでやればできる。洗濯物が干してある場合はそっちにも新聞でカバーをつけてやれば問題ないはず。
結局タミヤのラッカースプレーでを使用したのだが、特に問題はなかった。それほどメーカー差があるとは思えないので身近なところで手に入るものをつかえばいいだろう。

最後の工程にはまだたどりついていないが、この上にクリアラッカーをかければ保護にもなるし仕上がりも綺麗になるのでいいと思う。
とはいえ、まだ本体の塗装が終わっただけで装飾パーツの取付が終わっていないので、クリアはまだ吹いていないのでなんとも。