105づくし

自転車の改造計画だけども、2箇所改造予定の場所がある。

まず、駆動部に流行のイノテック105というオイルを注すこと。

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イノテック105というのはなんでもドイツ生まれのゴイスーなルーオイで、普通のチェーンルブのように液体で潤滑させる「潤滑油」ではなくチェーン表面に乾いたコーティングを行うオイルだそうだ。その仕組み上、普通のチェーンルブと比べて圧倒的に汚れにくく耐久性も高いんだそう。雨の中を走っても全く問題ないという記事もあった。
しかも一度チェーンに105をコーティングすれば300k~400kmくらいはほぼメンテフリー(乾いた布で拭くだけでOK)、そしてメンテナンスは105をかけてほっとくだけで汚れ落とし・古い皮膜の除去・新しい皮膜の定着まで勝手に行ってくれるスグレモノなんだという。

でも105の使用には大きな障壁がある。それは初回使用時にはチェーンやスプロケットを完全脱脂しないと使用できないということ。少しでも105以外のオイルが残っていると、105が定着することができない。なので初回だけは数時間かかる大作業になる。

自分の場合、4年半も交換なしで走ってきてチェーンも相当伸びてきているということもあり、この機会に新しいチェーンに変えてしまうことにした。
せっかく汚れなくなるんだから、もっとギラギラさせたいなぁと思うんだけれども、SHIMANOのチェーンは最初からくすんだ色合いだ。特に自分の自転車は9速ということもあり上位グレードのチェーンが出ていない。そういうわけでSHIMANOチェーンのなかでも特にくすんだチェーンを選ばざるを得なくなる。
そこで、性能的にはSHIMANOに劣るらしいが輝きだけはSHIMANOを圧倒しているKMCのX9 Lというやつに手を出してみる。

さがせばもっと光沢のもあったけど、高いうえに性能がさらに劣るらしいのでこれ。
KMCはSHIMANOブランドのチェーンもOEMで作ってるという噂なのでまぁ安心かな、と。


だったらついでなのでスプロケットも交換してしまおう。
スプロケットはまだ全然いけるんだけど、チェーンが光沢なのにスプロケットが灰色じゃあねぇということで、スプロケットも光り輝くSRAM PG950 (11T-26T)へ。

MTBは全然わかんないんですけど、MTB界ではSRAMがトップメーカーに君臨してるらしいですね。。


チェーンもスプロケットも買った時点で錆止めにオイルは塗ってあるので完全脱脂が必要なのは変わらず。汚れがついていないぶん少し楽にはなるんだろうけど。

そして二点目がブレーキアーチの交換。
現状はTEKTROのブレーキアーチにシューだけ105だけども、やっぱり制動力の不安は常に感じてきたのでこの機にブレーキアーチも105のにかえてしまおうと。
本当はシルバーが良かったのにWiggleにはなぜか黒しか置いてなかった。

テクトロのブレーキアーチから変えるとびっくりするくらい止まるらしい


イノテック105が2000円、スプロケットが2500円、チェーンが3000円。そして105ブレーキアーチが前後セットで8000円ほど。イノテック105はYs Roadで買ってほかは全部Wiggleで購入。※
あとは工賃、というかレンタルピットで教えてもらいながら自分で作業する代金が2000~3000円くらい?
今後通勤にも使うので投資は行うべきだと思うけど、ちょっとキツイ出費になりました。