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ロック座探訪

まえから行ってみたいと思っていた、浅草ロック座に行ってきた。(リンク先18歳未満閲覧禁止) ストリップ劇場というやつですね。 はじめて行こうと思い立ったのがちょうど一年前くらい。しかしそのときは閉館期間になっており残念ながら訪れることができなかった。なので一年越しの願いがかなったという感じ。

事前情報によれば、あまりワイセツ性は高くないということだったが、一応風俗店なので18歳未満または高校生は入れない。それ以外はあまり制限事項はなく、一回入場料を払うと一日中い放題、食べ物飲み物は持ち込み自由。(アルコール類もOK)フロア内での飲食も許されている。

ストリップという響きからして歴史を感じてしまう、出て来る人もやはり年の功を重ねた人がでてくるのではないかと思っていたが、そうではなく「現役」の人が中心。浅草ロック座は全国のストリップ劇場の中でも格が一番高く、そこに出演できることは誇れることなんだとか。というわけで見た目も良い人が出てくる。(他のところをみたわけじゃないので受け売りだけれども)

事前に想像していたストリップショーはただ服を着た女性が出てきて、一枚一枚脱いでいって最後裸になっていろんなポーズを取るというもの。しかし行ってみると予想とは一部違っていた。

基本的にショー(一幕15分程度)は二部構成になっており、前半はほとんどキャストオフなしでダンス。(メインキャスト以外にも出演する)一切脱がないバックダンス専門の人達もいてこの人達の体のキレはなかなかのもの。また意外なことにここがモダンなのである。見ててかっこいいなと思うくらい。 そしてその後の場面切り替えで一気に脱いじゃってポージングに移行という感じだった。一枚ずつ脱いでいくのではなく、アレックス(ガンダム)がチョバムアーマーをパージするような脱ぎ方。 おそらくゆっくり脱いでいくようにするのはワイセツな感じがするが、一気に脱いでしまうことで裸体をいやらしいものとして見せているわけではないという建前がある。 後半のポージングフェイズは割と予想通りで、いろんな色のライトを当てられながらいろんなポーズをとる。これが結構トレーニングしてなければできなさそうなポーズが多く、やはり最高峰ともなるとただ裸になるだけじゃだめなんだなぁと思った。そのせいか、出て来る人たちはみな引き締まった体をしていた。

予期していたような時の止まった空間ではなく、ちゃんと時代に合わせて進化しているんだろうなぁと思った。

一方、観客席の方はまったく期待を裏切らず昭和感。独特の文化が形成されていた。ショーの合間、紙テープがたまに飛ぶんだけれども、これを飛ばしているのはどうもスタッフではなく客のようだった。かといって誰でも投げていいというわけではないらしく、今舞台に上がっているメインキャストによって投げる人が決まっていた。これは想像なんだけれども、野球のように私設応援団のようなものがありそこで認められた人だけが投げられるといったシステムなんだと思う。基本的にテープ投げは一人が担っていたが、あるキャストのときだけテープ投げが二人。なんとその二人はおそろいの格好をしていた!

面白さで言うとステージよりも観客席のほうが面白いくらいで、検索履歴が欲望どストレートなおじさん(画面が見えてしまった)ストリップを見ながらイチャイチャしている老夫婦、自分の担当じゃないときに投げた紙テープを巻いている親衛隊…。 おそらくここ以外では出会うことのない人達ばかり。

時代に合わせて変わっていく舞台と、変わらない観客席。違う時間が交錯しているかのような感覚。

一生に一度くらいは、いってみてはいかがでしょうか。