握手会とは思った以上にすごい発明だったらしい 上

前回の記事で述べたように、今僕はアイドルオタクの生態系につよい興味を持っている。
僕自身はアイドルに興味を持ったことがないので、まったく新しい世界。
予め断っておくと、これはドルオタのブログを眺めて書いてあったことを裏取りせずにへーへーすごい!と感心して想像めぐらせて書いてるだけ。だから内容をあてにされると困っちゃうのです。

これ僕と同世代以下の人は驚くと思うんだけど、アイドル=オタクという図式は実は最近になるまで存在しなかったらしいのだ。
「親衛隊」がその代表だが、かつてはアイドルといえばDQNというイメージのほうが強かったらしい。
アイドルとは老若男女問わずそれなりに人気があり、なかでもDQN層に強い支持を受けるというものだったそうだ。
ちなみに今でも一部ではその文化が継承されている。

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ちょっと話はそれるけど、マツコ・デラックス松田聖子中森明菜どっちが好きか語ってたりするの面白いとおもいます。性欲駆動だけじゃなく、アイドルがいろんな人達にとって憧れの存在であったことを端的に示していると思う。
もちろん今で言うドルオタに近い存在もいただろうけど、そういった人たちはほんの一部だし、アイドル側にとっても重要な顧客というわけでもなかった。
なのでその層を相手取った何かがされることもなく無視されるだけの存在だった。

それがどうして今のように変わってしまったのかはわからないけど、調べている感じ転機はハロープロジェクトだったのかもしれない。ちょうどモーニング娘。全盛期のころ小学生だったので気がついていなかったんだけど、あれは小学生と大人に人気で、中高生からの支持が少なかったんだそうな。
その理由としてはやはり低年齢路線がありそう。高校生になってミニモニジャンケンぴょん!とか言ってるやつがいたらヤバい。どうしてこの低年齢路線ができたのかはわからないが、ちょっと一般人が表立って応援しづらい&大きなお友達が喜んじゃう系アイドルというものが誕生したことになる。
僕は知らなかったんだけど、いまだにモーニング娘。は生きているらしい。もちろん中身は入れ替わり入れ替わりで、たぶんできた頃のメンバーはいないんじゃないかなぁ。テセウスの船ですねぇ。

おそらくモーニング娘。(LOVEマシーンとか歌ってた頃)が最後の万人受けする旧時代のアイドルで、モーニング娘。の大衆人気が下火になるとともに(旧)アイドルは死んだのだろう。
そして大衆のいなくなったところに残ったのが、ハロプロによって育った「アイドルヲタク」だ。
ここではじめて、アイドルはヲタクのためのものになる。アイドル業界の売上に占めるドルオタの割合が無視できないくらいに、というよりそれが主になる。
それにともないアイドルも主要顧客となったドルオタに焦点を当てていくようになる。そしてますますドルオタ依存が強まる…というポジティブフィードバックがぐるぐるまわる。
もはやアイドルとドルオタは閉じた世界を形成してしまっている。

これは第一次アイドル革命といえる。
第一次アイドル革命では、アイドルが万人受けしなくなりドルオタというものを相手にした商売へとシフトした、とまとめられる。

アイドル=オタクっぽいというイメージはこの第一次革命によってうまれたものであり、ずっと存在するわけではないのだ。「アイドル」という言葉に対するイメージは、40代以上か30台以下かで大きく異なるのではないかと予想する。

ここまでタイトルに有る握手会がでてきてないじゃないか!と憤る諸君もいるかと思うけど、あわててはいけない。そのことについては下で触れる予定なので乞うご期待。