Huawei P10を買いました

スマホはXiaomi mi5、タブレットはXiaomi miPad2。イヤホンもPiston2(Xiaomi)、そして大声では言えないナニカもXiaomi製の某品を使っているとめっきり"Xiaomize"された生活をしているわたくし。しかしmi5のカメラにはちょっと不満を感じていた。Xiaomiのスマホはカメラが弱い(センサーはPixelとかと同等品こそ使っていても、実際撮れるものは結構違う)と言われているが、実際不満。

なのでmi6のカメラがデュアルレンズカメラらしい、という噂を聞いて出たら買い替えだな!と意気込んでいたのであった。父親が世界初(だったと思う)デュアルレンズカメラのHuawei Honor6を使っていてその威力はよく知っていた。ワイドアパーチャ撮影モードというのがあり、絞りをいじって背景をぼかしたり全体をくっきり写したりと自由自在。しかもこれは実際に絞りをいじっているわけではなく、同時に撮影した二枚の画像から導出するものであるため、撮影後にピントを合わせなおしたり絞りを開けたり閉めたりできるのである!!
もちろんただカメラとしても優秀で、特に光量の少ないところで撮影すると違いが出る。mi5のカメラは晴れた昼間ならまぁまぁかな?と思うんだけど、夜になると何も映らない。

というわけで先日mi6の発表会の日はちゃんとライブも見ていたんだけど、なんとやっぱりデュアルレンズ搭載。こりゃ買いですわ~、と思っていた。でもXiaomiお得意の品薄商法のおかげで一月たっても全然手に入らない。

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一応ブラックカラーのやつは買えるところもちらほら出ていたのだが、せっかくなら青がほしい。というわけで青が買えるようになるまで待つことにしたのである。

待っている間、デュアルレンズでどうしてピントが後から合わせられるのかとか調べていたんだけど、こういうことらしい。

MobileHackerz再起動日記: 時代はいまデュアルセンサー・カメラ!Huawei P9を3ヵ月みっちり使い込んだ

二枚の画像から該当部分の距離を求め、ソフト的にぼかしているということのようだ。だったら二枚のレンズはなるべく離れていたほうが良いんじゃないの?とも思ったけど、ワイドアパーチャ以外の部分を考えるとそういうわけにはいかないんだろう。ちなみにデュアルレンズカメラにもいくつか種類があり、Huaweiのスマホは同じ画角の「高精細モノクロカメラ」 +「カラーカメラ」の組み合わせ、iPhone7+は「ズームカメラ」+「広角カメラ」の組み合わせらしい。Huaweiのほうがズームなしなら高精細な写真をとることができ、iPhoneのほうが光学ズームにちかいきれいなズームができるという。
で、デュアルレンズカメラのスマホたちで取られた写真を見比べていたりした。

DxOMarkというカメラの比較サイトによれば、現時点でデュアルレンズカメラ搭載機種の中でもっとも高画質なのはHuawei P10。なのでこいつをベンチマークとして、Xiaomi mi6の作例と見比べてみたわけです。どんなもんかなーと思って。

www.gizmochina.com

みたらわかるんだけど、同じデュアルレンズとはいえもうぜんぜん違う。1,2枚mi6のほうがきれいかな?と思わせるものもあったけど、あとはP10の圧勝。特に被写体が植物のときの鮮やかさが…。あれ、、これは僕mi6でいいのかな………???

よく考えると、今回携帯を買い換える理由は本当にカメラだけ。ゲームとかしないので「スペックが…」という不満は一切ない。そもそもmi5で動かないやつってあるのだろうか。そう考えると、さらに上をみてしまったのにmi6で妥協してしまうのはどうなんだろう、という気がしてきた。
検討時の価格差はだいたい1万円強。持ち運ぶのがおっくうになり、しまいこんだままになっていたFUJIFILM X20を16000円で買ってくれた人がいたので、カメラをスマホにまとめると考えればどう考えても僕が買うべきなのはP10、、、!(本当に妥協しないならP10+じゃないの?という諸兄もいるだろうが、でかいスマホはGalaxy Noteで懲りたのです。)

というわけでP10買ってしまいました。

ホントはみどりのが良かったんだけど、日本では売らないらしい…。海外から取り寄せるより、IIJ経由で買ったほうが5000円以上やすかったので、そこはあきらめて青にしました。