社会人テニスサークルに行ってみたらアムウェイだった話

最近、運動してないし中学生の頃ぶりにテニスをやりたくなってきたので、社会人テニスサークルというのに行ってみた。

テニスサークルMDAというところ。タイトルにもあるように、ここはテニスは二次的な目的で、アムウェイへの勧誘が主目的のサークルなようなので行かないほうがよいですよ。検索で引っかかって新しい被害者が減るといいなぁ。それ以外にもいろんな名義で活動しているようなので注意。

www.tenniskizuna.com

一回目は2時間練習をしただけで終わり、まぁ久しぶりにテニスをやって気持ちよかったので次もいくという旨をつたえて帰った。

しかし一回目の参加から数日後、知り合った人から「代表から誘われて会いに行ったらアムウェイ本社でガッツリ勧誘されました。みなさんも気をつけてください!」といったメッセージがきた。 とはいえ、自分自身はまだ被害をこうむったわけじゃないので、とりあえず次の会に参加してみて 二回目は、はじまってすぐに「今日おわってから飲み会をやるから来ないか」とのこと。ついに来たか、と思ったけれども、本社で多人数に囲まれるわけでもなさそうなのでまぁ良いかと思って参加することにした。

はじまって暫くの間はアムウェイに対して直接的に言及することはなかった。けれども代表は「自分は仕事はしてないけど、たぶん皆さんより稼いでます」という旨の発言をところどころしてくる。この時点でやっぱりアムウェイだったなと確信。 まぁアムウェイ以前に話の内容が低レベルすぎて辟易していたんだけども(低学歴はあんな会話が楽しいんですかね?)、二時間ほどたったところでいよいよ追い打ちをかけるように「本題」がはじまった。

むこうとしては「働いてないのになんでお金稼げてるんですか?」みたいに質問をさせて、待ってましたと勧誘をしようという心づもりだったぽい。がこっちがずっと無視してたのでついに業をにやして、「なんで稼げてるか、気にならない?」みたいな感じで。 そこから先は典型的なアムウェイなので省略するが、もうお腹いっぱいです。

http://yoshinaotimes.com/how-is-amway-people アムウェイにはまるタイプにはいくつかあるらしい。オーガニックとか自然保護とか思想的な部分に共鳴してしまう人、そこはどうでもよくて金が欲しい人、「スゴイ人」と知り合いであることに意味を見出す人。 今回のケースだと、二番目の金の亡者タイプだった。ちなみに代表だけでなく主要メンバーはみんなやっているようだ。

普通に考えればネズミ講の仕組み的に儲けられるのは一部だけだし、長期的にみれば立ち行かなくなっていくのは一目瞭然。(日本のアムウェイ会員、かつては100万人を超えていたけどいまは70万人くらいらしい) 「会社で働くなんて未来がない、アムウェイで自分の力で稼ごう!」みたいな感じの勧誘をされることもあるそうだが、会社だったら職歴や専門スキルが残るけれどもアムウェイって何か残るものありますか。 それでもアムウェイにハマる人はいるんだなぁと思って、どうしてなのか考えてみた。

競馬とかパチンコも、期待値としては客側が負けるわけである。しかし、わずかに技術介入の余地がある。(競馬だって、予測という技術がある) パチンコ屋なんかのぞいてみると、何も考えてなさそうな人たちがぼけーっとした目で台に向かっている。それを見て、期待リターンがマイナスとは言え、こういう養分が負けてるだけなのでは?自分なら勝てるのでは???と思ってしまっているんだと思う。

こういう思考になっている人には、期待値がどうとか巨視的な話は通じない。「大丈夫、自分はうまくやれる」という自信があるからだ。 アムウェイも同様に、多くの人は「負け」るわけだが、うまく他人を負かすことができれば一攫千金できるチャンスはたしかにある。 この技術介入要素があるところが、アムウェイが人を引き寄せるポイントなんだと思う。

そういえばなんだけど、海外のギャンブルにはスロットやバカラといった、技術介入の余地がないものがおおい。日本ではそういうギャンブルは禁止されているというのもあるが、仮に禁止がとけたとしても流行らない気がする。 かつては丁半博打とか技術介入できないギャンブルもあったけれども、「技術介入のある」ギャンブルに慣れ親しんでしまった日本人はもう完全にランダムなギャンブルにははまれないようなきがする。 ランダムなギャンブルと技術介入のあるギャンブルでは、受容の形態がすこし違う。前者はまだ余裕資金をパッと散らしてつかぬ間のカタルシスやスリルを味わうためにあるが、後者は勝って儲けたいほうがつよそうだ。

まぁ、新社会人はアムウェイの高優先度ターゲットらしいのでみなさんもきをつけてください。