9/18~9/24のアンテナ

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量子コンピュータでも破れない暗号は存在するか

diamond.jp

読書ノートをあげているように、最近暗号技術を学んでいるわけで、今までわかったふりしてたけど全然わかってなかった署名とか証明書とかわかるようになってきている。

量子コンピューターが実現したときに危惧されているのは、「巨大な数の素因数分解」に依存している現代のRSA暗号が解読され、RSAが解読されるということはRSAを用いて交換されるAESなりなんなりの鍵が簡単に手に入るようになり対象鍵暗号が安全に使えなくなる、ということだと思う。楕円曲線暗号はどうなんだろう。この記事で言及されてないってことは量子コンピューターさまには解読されちゃうんだろうな。

でも量子コンピューターでも解読できない暗号方式が一応あるよ、という話であると思う。これ、その暗号方式が実用化されて以降の通信はいいとしても、それ以前の通信の記録が量子コンピューターが実用化されたとすると読み放題になってしまうんじゃないだろうか?と気になった。量子コンピューター実用化秒読み、みたいな段階になったら現段階では解読不可能でもすぐできるようになる、だからとりあえずSSL通信を盗聴して記録しとこう、量子コンピューターが実用化されたらクレカ番号ゲッツして買い物しまくろう、みたいなことにはならないんだろうか。

(9/21)