GALAXY Note Book 続編

GALAXY Note3で快適なテキスト入力を可能にするためにiPad mini用ヒンジ付きBTキーボードを使いたい、そのためにスペーサーをつくろうというお話の続き。
現状我がNote3はAliExpressで買った金属製ケース(12ドルくらいだったと思うけど、結構高級感がある)に入っているし、後ろにはバンカーリングなるものもついている。

縁だけ鏡面加工になっているなど、地味に凝った作り
あるのとないのとだと操作性が違ってくるバンカーリング。

このため、オリジナルのNote3のでかいが薄くて軽いという特性は失われ、でかい・厚い・重いと三拍子揃ったものになっている。(でも、持った時の満足感はこっちのほうがいいぞ。)
今後ガラスフィルムも到着する予定なので、さらに重装備になることが決まっている。(これもAliExpressで注文したんだけど、国内で流通してるフィルムタイプの保護フィルムと同じくらい、いやもっと安い価格で買えた。国内でガラスフィルムかうのなんて馬鹿らしくなるね。)

というわけで、それに応じたものを作る必要がでてきた。

材料としてはスチレンペーパー※を選択。カッターで簡単に切れるし軽くて剛性も必要分はみたしている。5mm厚のものを二枚重ねるとちょうどいい厚さになる。

本来であればiPad miniを後ろから支える部分と高さが揃うようになる

しかし、これでは挟み込まれる部分の厚みが足りず、ヒンジをうまく起こすことができない。そこで噛ませる部分だけに3mm厚のプラ板をスペーサーとして入れることにする。
また、ここにはマグネットを入れる必要もある。

本体を保持する部分は、ケースサイズよりわずかに大きく切り抜いてウレタンクッションをボタンと干渉しないように入れる。こうすることで適度な摩擦が生まれて落ちなくなるし、ボタンが勝手に押されることもない。
本来であれば背面はプレートをつけるなりしてきちんと支えられるようにしたいんだけど、それは厚み的に厳しいのでクッションの摩擦だけに頼ることとなる。

スチレンペーパーは切るのは簡単だが、リューターで仕上げたりするのは難しい。柔らかいから簡単に削れてしまい、適度な調整がしにくいのである。
そこで最終的にはポリパテで適当な感じにととのえてやって、最後に塗装するということになる。

まだ完成はしていないけど、とりあえずこんな感じで作れるはず。
ウレタンクッション以外は全部家にあるのでとっとと完成させたい。

※スチレンボードとスチレンペーパーは違う。
スチレンペーパーは高密度の発泡スチロールで、スチレンボードはその表面に紙をはったもの。名前からすると逆みたいだが、スチレンペーパーには紙がついていない。
ただし、タミヤの販売している「スチレンボード」は実はスチレンペーパーであって紙がついてない。