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Paint it Black

秋葉原ツクモExにUnicompのバックスプリングキーボードが展示されているということなので、遅ればせながら触ってきた。
(参考:Akiba PC Hotline!:バックリングスプリング式日本語キーボードの黒色モデルが販売中
およそ30年前にIBMが出したModel Mが色んなメーカーを移り歩いて現在はUnicompというところが作っているそうだ。金型が相当古くて、バリやヒケは自分で研磨して直してくださいなんていう注意が付いている。
キー配列も古くて、日本語配列だがWindowsキー(Superキー)がなくCapslockとEnterに段差がついている。
そしてもちろん接続もUSBなんかには対応しておらず、ATコネクターのみ対応…というのは嘘で余裕のUSB対応。

そんな「往年の名機」であるが、果たしてどうなのだろうか?
結論を先に言ってしまうと、これは今の自分には全く合わない。



今自分が使っているのはCherry赤軸のメカニカルであり、「リニア」なストロークのキーボードである。買った当初はものすごく気持ち悪かったんだけれども、使っているうちに慣れてきてしまいもうクリック感のあるキーボードのほうが気持ち悪く感じてしまうように。
最近は底打ちもそんなにせず、リニアなキーボードの特性に合わせた打鍵も徐々にできるようになってきた。

このUnicompのキーボードは強いていうならば青軸に近く、しっかりとしたクリック感と 激しい打鍵音がある。このクリック感が曲者で、リニアになれるとスイッチからの反発力で指をはねさせつつ入力していくようになるが、クリック感のあるスイッチではそれができない。(誇張して言えばトランポリンのような感じ)
ゲーマーには青軸を好む人が多いというけど、キーを押しっぱなしにする用途には向いている。クリック感のあるスイッチではもっとも力をかかるのがスイッチ切→入の切替時なので、押しっぱなしにしているときはそれほど力を掛ける必要がない。
一方の リニアスイッチは押しっぱなしにするには常に荷重をかけ続けなくてはならず、不向きである。

一方、文字入力のように連続してことなるスイッチを入力するような場合はこの逆である。リニアスイッチの場合は前述のように指をはねさせるようにして打鍵可能であり、それほど力がいらない。(黒軸重すぎィ!という人もいるが、そもそも底打ちをして入力するスイッチではないのである。)

というわけで、キーボードは文字入力メインという人はぜひ赤軸からリニアに入門してみるのをおすすめする。

また、よくリアルフォースが至高という人もいるけれども、あれは信頼性が高いというだけであって「良い」キーボードであるかどうかはまた別問題だと思う。